自動運転を核とした地域密着型のモビリティネットワーク構築の実証実験の実施について(桐生市)
【自動運転を核とした地域密着型のモビリティネットワーク構築の実証実験(@桐生)】
2019年5月25日~26日の2日間、群馬大学は株式会社ミツバ・ミツバグループ及び桐生市とともに、バス、ミニバン、一人乗りの電気自動車といった複数の自動運転車両を用いた公道実証実験を全国において初めて行いました。
この実験は、桐生市における地域の移動課題の解決に向けたモビリティネットワーク構築のために、様々なデータやニーズを把握することを目的としたものです。
実証実験の開始にあたり、桐生市の鳥井副市長、ミツバの高橋取締役専務執行役員、本学研究・産学連携推進機構の板橋副機構長から挨拶があり、ミツバの正田事業企画部長と本学次世代モビリティ社会実装研究センターの小木津副センター長から実証実験の概要などの説明がありました。
2日間でおよそ80名の方々が参加され、自動運転を実感いただいたとともに、実用化に対する期待と課題等、貴重な御意見を多数いただきました。
この実験では、自動運転技術はもちろん、市民の皆様が安心して利用できるために必要な仕組みを作ることの必要性を改めて認識することができました。引き続きこのような実験を行い、完全自律型自動運転システムの実現に向け、新たな課題を発見、解決していきたいと思います。