自動運転公道実証実験に関する研究連携
強みの技術やサービスをいち早く自動運転対応化させる
多種多様な特徴ある地域での実証実験が可能
本センターが実施する公道実証実験は、各地域で独立したパッケージとして、地域毎に各企業との研究連携を実施しています。本センターは、群馬県をはじめとして、全国の特徴ある地域との実証実験の実施協定を締結しており、連携企業の目指す自動運転研究開発にあった地域での実証実験を実現します。
※実証実験の実施協定の締結を希望する自治体を随時募集しています。
各企業の強みを活かせる領域のみの研究開発が可能
自動運転システム実証実験パッケージは大きく分けて5つ研究開発領域とそれぞれの実験データの提供が実施されます。開発領域の設定は領域の境界にとらわれず、連携を予定する企業との協議の上決定されます。そのため、連携企業は自社の強みが活かせる領域を集中して成長させることが可能です。なお、開発領域が干渉しない場合、同一パッケージ内で他企業との連携活動が実施される場合があります。
研究成果の権利関係の明確化
本センターにおいては、研究開発を開始する前に十分に開発領域の明確化を行います。そのため、開発領域で得られた研究成果の権利はそれぞれに帰属し、共同開発領域は共有のものとなります。大学の権利物は、上記パッケージにかかわらず、商用利用許諾の協議に応じます。
研究連携の際のコスト負担についての注意点
群馬大学をはじめとした国立大学法人は公的法人であるため、幅広い企業を迎え入れ、共同研究開発を行い、公益に資する活動を行います。そのため、本センターとの研究連携を行う際は、共同開発領域や大学開発領域に係る人的、資金的なコストを、それを実施したい企業に負担していただくか、国等の競争的資金を獲得する必要があります。